【小学生低学年】漢字の練習と一緒に国語力も伸ばしたい

漢字と一緒に語彙力も付き国語力アップ

大学受験でお世話になった国語の出口先生。書店で目にして思わず手に取りました。学校の漢字のワークは単調で、漢字ノートにひたすら丁寧にに書いて、漢字を暗記するという作業になりがちです。我が家の元気な男の子は、漢字の宿題が大っ嫌いです。この単調な作業が苦行で、漢字を覚えるというよりは、ノルマ達成のためにノートに書き写すだけです。だから、宿題をしても、ほとんど覚えていません。そろそろ、漢字も難しくなってきたし、どうしたら良いものか悩んでいた時に、この本に出会いました。

漢字の力以外にも身につく力

  1. 一つ一つの漢字の意味を理解する力
  2. 文の中での漢字の使い方を理解する力
  3. 漢字の意味を考えてふさわしい言葉を選ぶ力
  4. 一つの漢字からさまざまな言葉を連想する力
  5. 正確に言葉をつなげて文を作る力
  6. 一文を正確に読み取る力

特徴

従来の漢字の暗記用ドリルではありません。一般的なドリルは習った順番にページがすすみます。しかし、この本では、漢字を覚えやすいようにそれぞれの漢字の主な意味、イメージから
「名詞」「動詞」「形容詞とその他」の3つの章に分けています。
そして、章の中は漢字のイメージをつかみやすいようにさらに細かくグループ分けをしています。

使い方

この本は、各グループごとに3つのSTEPに分かれています。
STEP1→STEP2→STEP3の流れで解きます。
●STEP1
漢字の読み・書きだけでなく、意味をしっかりとつかむSTEPです。漢字には中心になる意味の他に、いくつかの意味があります。
ここでは、例文で中心となる意味を押さえます。
●STEP2
3つの選択肢の中から適切な答えを選ぶSTEPです。漢字のさまざまな使い方を学び、言葉の数を雪だるま式に増やしていきます。
文脈に合った漢字の使い方を身につけることができます。
●STEP3
あたえられた言葉を並べかえて一文を作成するトレーニングをするSTEPです。
一文は、すべて「言葉のきまり」によって成り立っています。
その言葉のきまりを意識することで、正確な一文を書くことができるようになります。

このように、単なる暗記ではなく、「漢字(言葉)を自在に使えるようにし、自分の頭で考え、自分の言葉で表現する力をつけることができます。

まとめ

子供が実際に取り組んでいる様子をみると、漢字のドリルをやっているというより、クイズ感覚で楽しんで取り組んでいます。漢字ドリルをやらされている感覚がないのが良いようです。また、1ページもぎっしりではなく余裕を持って問題が書いてあるので、圧がなくゆったりと取り組みことができるようです。短文を解くことで、自然と語彙力も付き、作文力も以前より力が付いたような気がします。

学年ごとにあり、我が家は先取りはせず、子供の学年を夏休みから、少しずつ何度も繰り返しました。



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