【ゴムボート基本 #1】インフレータブルボート (ゴムボート) 最低限必要な基本装備と足りないことのまとめ

釣り

マイボートのボート購入

いつでも好きに釣りに出かけられるのを夢見て、買ってしまいました。ジョイクラフトのグランド315です。興奮します。

まずはテスト釣行で近くの砂浜に出かけました。まず搭載ですが、ミニバンのセカンドシートを前に出してもエンジン、畳んだボート、釣り道具でいっぱいになります。近場とはいえ、後方が見えにくいのはいただけないです。搭載に工夫が要ることはわかりました。

現場に到着後、40kgくらいの畳まれたボート15kgくらいのエンジン、釣り道具を何往復かして運びます。大変だけど、嬉しい気持ちが勝って、ニコニコで運んでしまいます。

浜で空気を高圧電動ポンプで入れます。大体20分くらいで5気室の空気を入れ終わりました。思ったより早いです。電動ポンプは途中で低圧から高圧に自動で切り替わりますが、高圧注入の時は「バババババ」と破裂音のような強烈な音がします。朝早く民家の周りでは絶対できないな、と思いました。こういう時はフットポンプを使うべきだと思いました。これも勉強ですね。

今日はテスト釣行なので、購入そのままの装備で、あまり無理をせず、気がついた事を改良に活かそうと思います。

沖に出て、アンカーを打って、コマセ釣りをしました。慣れない船は何か危険な事が無いか?ソワソワして集中しにくいです。結局、釣れたのはイトヨリ1匹。でも安全に帰ることが目的だったので、問題無しです。気がついた事をメモします。

これだけあれば釣りに行ける基本装備

  • ジョイクラフト315
  • ドーリー (ランチングホイール)
  • 2馬力エンジン
  • ライフジャケット
  • ガソリン携行缶
  • 魚群探知機
  • 認識旗
  • 救命浮輪
  • アンカー
  • クーラーボックス
  • タックルボックス

基本装備では物足りない事のメモ

  • 自由なスペースが少なく、できる限り確保する工夫が必要
  • 竿立ては必須 : 床に置くと邪魔だった
  • 竿受け必要
  • 床が滑るので敷物がいる
  • 板の上はお尻が痛いのでクッション
  • ゴムチューブの上を活用してクーラーの置き場を作りたい
  • ハサミやペンチを頻繁使います。床置きはボートを傷つけますので、定位置を決めてたいです。
  • 一般的に魚探センサは金属の棒の先につけて水中に設置します。移動時は金属棒を上げて、走行時の水の抵抗で棒が歪むことを防がないといけません。これは面倒だし、忘れることが結構あります。そもそも走行時も魚群探査したいです。

沢山出てきました。時間をかけて艤装をしようと思います。それもまた楽しみです。

基本装備の一覧紹介

海上で動きが悪いのは致命的です。ベースの広さを確保することと、持っていくものはコンパクトに選らぶことがポイントです。

■ ボート本体

2人で乗る予定があるなら横幅の広いものがおすすめです。また、注意点としては4-5人乗りと書いてあっても、釣りをするなら、半分の人数と思った方が良いです大人3人は危ないし、とても窮屈で釣りになりません。大人1人、子供2人は大丈夫と思います。テントと同じ考え方ですね。
大事に乗れば20年は乗れるというのがゴムボです。私は荷物が増えることを想定して広めのボートを購入しました。しばらく2馬力を楽しんで、途中で船舶免許を取得して、6馬力にアップして快適なマイボートライフを送ってます。安全面でもゆとりでも大きくて困ることは少ないです。大きさという機能は後々も買いなおせないので、予算の許す限り大きいものの購入をお勧めします。

こちらは便利なオールインワン。最低限の装備で、これに加えて救命胴衣や救命浮環があれば、すぐに釣りに行けます。ボート本体 (約23万円)、ホンダの2馬力エンジン (約12万円)、ランチングホイール(約3万円)、超高圧電動ポンプ、フットポンプ、スチール燃料タンク(5千円)、エンジンキャリアも付いています。必ず必要な最低限装備なので、セットはお買い得です。
(私は知らなかったので、個別で買ってしまいました (泣))

■ ボート・ドーリー (ランチングホイール)

これは必ず要ります。荷物を入れると、ボートはとても重くなります。一人で少し浮かせるのがやっとになるくらいです。丈夫なステンレス製で信頼性の高いものを買った方がよいです。

■ 2馬力エンジン

壊れると帰れなくなるので、ここは信頼の高い国産エンジンを用意したいです。特にホンダは空冷式で釣行後の塩抜きが楽です。エンジンのかかりも良くて軽い感じがします。他のメーカーは海水での冷却式なので、冷却回路の塩抜きが割と手間です。一般的に空冷式はオイル劣化が早ので交換ピッチ速いです。一長一短ありますので、スタイルに応じて用意してください。

■ ライフジャケット

膨張式が良いと思います。ジャケット式は、夏は暑く、冬は厚着と干渉します。
2020年から国土交通省認可モデル【 桜マーク(型式承認試験及び検定への合格の印)】のライフジャケット装着が、プレジャーボートや釣り船船に義務化されています。ボートに乗る方は長く釣りをやる方と思いますので、少し割高でも、桜マークにしておくべきと思います。
中でもシーウルフは安価です。私は、自分用にダイワ。ゲスト用にシーウルフ2個を購入しました。
※. 「桜マーク」のごまかしで「桜印」「安全基準認証」とか別の言葉で紛らわしいものが多いです。桜マーク or 国土交通省認可モデル と書かれたものにしましょう。

■ 燃料携行缶

最近は携行缶でガソリンを購入すすために手続きが必要で、毎回買いに行くのは億劫です。
1L のおしゃれな小ボトル型のものもありますが、量が少ないです。私は、ガソリンが尽きてしまい、オールで頑張って帰った苦い経験があります。向かい風で思うように進まずに苦労しました。そもそもゴムボートのオールは補助的なものだと思い知りました。
私は携行缶は 3L がベストと考えています。5L は人によっては2馬力エンジンには大きすぎと感じるかもしれませんが、備えあれば憂いなしなので、スタイルに合わせてで良いと思います。

■ 魚群探知機

魚群探知機、魚探。これがないとナビ無しの車みたいなものです。対象魚そのものを探すのもありますが、大抵は地形の把握とベイトの有無に役立ちます。もやっと底を漂うベイト。イワシの大群など。リーチが来る瞬間、たまらなくなります。上位機種にはガーミンがありますが、エントリーとしてはホンデックスが良いと思います。ガーミンの良さについてはまた別の記事にて解説します。

■ 認識旗

波が少しでもあると、ボートは見えなくなります。いざという時の備えとして旗は必ず立てましょう。

■ 救命浮輪

言わずもがなです。スペースを取るので、置き場所に困りますが、絶対になくてはならないものの一つです。

■ アンカー

インフレータブルには、PCVアンカーがおすすめです。とがった金属のアンカーは、夏場にとても暑くなるのでゴムボートがバーストする危険性や、とがった部分で穴が開く危険性があります。

■ クーラーボックス

ゴムボの場合、あまり大きいクーラーは、邪魔なのと、スピードが落ちるの2点でおすすめしません。17Lから27Lで選ぶとよいと思います。また釣りをする時間はせいぜい6時間です。クーラー断熱性能は、妥協しても私はいいと思います。

■ タックルボックス

これは何でもいいと思いますが、細かい収納があるものより、どかどかと入れられるものが良いです。船の上で細かい作業はできません。床面積は小さく、防水性が高いものが良いです。防水性の布袋も意外と良いと思います。

以上、ゴムボートライフに最低限必要なアイテムの一覧でした。これだけあれば快適な釣り生活が迎えられると思います。Let’s enjoy fishing life !!

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