プログラミング授業の開始
小学校でプログラミングが必修化されたり、大学の共通テストでの「情報」の科目が追加されました。これから、ますます重要になってくる分野は間違いなくプログラミングです。
夫によると、今時、入社してくる上位層の大学の卒業生は、何かしら得意なプログラミング言語を持っていて、データ解析や画像処理もできる人は、サッとオリジナルのプログラムを作るそうです。
というわけで、是非、子供にも学んでほしいな、、、と思うものの、プログラミング教室の月謝は、高額なところが多くなかなか敷居が高いです。
プログラミングの自主学習
我が家では、プログラミング素人の私 (母親) と初心者の子供と、なんとか独学で楽しく学べないかと考えました。
まずは慣れることからと、学校で使用している scratch を使って学び始めました。YouTubeでも良いサイトがあるのですが、ただコードを写すだけでゲームのコピーになってしまうので、これでは、ためにならないと思いました。
日頃から、読書習慣がなく活字とは親しみのない息子。良い機会と思い、本屋で自分で欲しいな、やってみたいなと思うものを選んでもらいました。
息子が選んだのは、ゲームを作りながら、コードの組み合わせ方や用語を学べる本です。ゲーム好きの息子にピッタリで、少しずつ進めていって、1週間で基礎的なことは覚えました。
挑戦してわかったこと
1か月でキャラクタをランダムに動かすことができて、その後、3か月間、自分で本を読みながら、どんどんゲームを作成していました。プログラムはその場で成功したかどうかをチェックできるので、モチベーションを高く保つことができました。
その後、簡単なシューティングゲーム、おばけたたきゲーム、迷路ゲームなどを自分で考えて作れるようになりました。最近は、ドラクエみたいなゲームを作りたいらしくて、自分で紙に絵をかいて、それを取り込んで、歩くとランダムに敵に遭遇して戦うゲームが作れるようになりました。
学校の先生が理解のある方で、ありがたいことに学校で使わせてもらっている i-pad でもプログラム作成を許可してくれているそうです。なので友達と一緒に昼休みにも楽しんで試しているようで、その友達に三角関数 (sin、cos) の使い方も教えてもらったようです。それを活用して、ゲームの待機中にアイコンが円状にクルクル回るようにプログラムしているときには、ほんとに驚きました。
ある程度覚えたら次は python もやってみたいと言っていて、これはチャレンジして本当に良かったです。
最後に
プログラムを学ばせることも、教えることも敷居が高いと思ってましたが、最近は子供の育成用にずいぶんとわかりやすくソフトも作られているんですね。そんなに一生懸命にやるわけでもなく、自然にゲームやyoutubeをダラダラ見る時間が減って、プログラムをする時間にあてている様になっていて、ちょっと踏み出してみてよかったと思います。