図形の基礎力がつきました
小学4年生になると、図形の問題がやや難くなり。コンパスや分度器、三角定規を使って作図をする問題がでてきます。割り算や小数、分数などの計算分野に比べて、図形は教科書や授業での割合が少ないようです。悩んでずっと考えてもわからないけど、少し解説すると「あっ、そうなんだー」とわかってくれるのが図形問題だと思います。つまり慣れの部分がとても大きいと考えました。そこで、図形に関する良い問題集がないか探して出会ったのがこの本です。
大きな特徴は、先ずA3サイズのやや大きめの問題集という事。これは子供が作図をしやすいように、空白が大きく取るための工夫です。これはすごいメリットです。しっかり定規も使えるし、試し書きをする余白もたっぷりあります。次に解説がとても丁寧で分かりやすいこと。例えば、三角定規を使って、平行や垂直な直線を書く方法も順番と書き方からやさしく丁寧に解説してくれます。内容は少しずつ難易度が高くなるようになっているので、無理なく基礎力を身につけることができました。
苦手な分野の復習にも、先取り学習をする目的にも、とても使い勝手の良い問題集だと思いました。
図形の教え方はどうすればよいのか
図形の問題って、ある程度の難易度までは、ちょっとヒントをいうと「あっ!」という感じに、分かってくれることが多いと思います。しかし、難易度が上がってくると、子供が理解できるような分かりやすい言葉と表現で伝えることは難しいと感じませんか?「だからー、ここを反対に見ると同じ形に」
私自身が、図形に苦手意識があるので、子供に上手に説明することができません。
こちらの本は、子供がつまづきやすい基本てきなところまで解説しているので、学校の授業や問題集で分からなかった時に、親子で一緒に見ながら取り組みました。おかげで、お互いイライラせずに、図形問題に取り組むことができました。
親目線での問題集があるのは、とてもありがたいです。
同じシリーズで、計算の教え方もあるようです。